真皮の構造
真皮には毛根と神経と血管しかありません。
よくレーザー脱毛や光脱毛の講演で、「真皮は真っ白です」と説明していますが、本当に真っ白です。
ただし、アジア人の毛根は黒、血管は赤、神経は白ですが、
脱毛の原理で重要なのは、
700~800ナノメートルの光は白にも赤にも影響を与えないということでしたね。
さて、その真皮ですが実に皮膚のほとんどを占めています。
真皮も実は(とても大雑把で個人的に気に入らないのですが)3層に分かれます。
1) 真皮乳頭層
表皮突起間に食い込む部分で繊維成分は疎、毛細血管と知覚神経末端に富んでいます。
そのため「血管層」と呼ぶ先生もいらっしゃいます。
2) 乳頭下層
表皮突起末端より下方で真皮上層の脈管・神経系に富む部分のことを言います。
何ナノメートルとか、何ミリメートルというのがないのが歯がゆいです。
というのも、私の提唱している熱傷分類に大きくかかわってくるからです。
(深達性II度熱傷はここまでの障害なのですが、その上のIII度熱傷がいきなり全ての皮膚の壊死と極端なのが納得いかないのです)
3) 網状層
真皮の大部分を占め、下方は皮下脂肪組織に接します。
繊維成分に富むため、皮膚の張りに重要な役割を果たします。
日焼けをしてUVAにてダメージを受けると、たちまちしわの原因になり、たるみや老け顔を作ってしまいます。
網状層でもいろんな繊維や細胞があるのですが、アンチエイジングに関係のあるもののみ列挙しておきます。
● 膠原繊維 (collagen fiber)
真皮結合組織の90%を占める強靭で白い線維性タンパクです。
いわゆる真皮のコラーゲンです。
● 弾力繊維 (elastic fiber)
波状の黄色線維性タンパクで伸展性があり(2.5倍に伸びます)コラーゲンとともに走行します。
● 細網繊維 (reticulum fiber)
レチクリンというタンパクでできています。
本態は不明ですので覚える必要はありませんが、知っているとカッコイイです(笑)
● 繊維芽細胞 (fibloblast)
繊維芽細胞はコラーゲン、エラスチン、ムコ多糖類を産生します。
ほかにも真皮にはマクロファージや肥満細胞、形質細胞といろいろあるのですが、難しいことは割愛します。
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最後に
















