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ハンドピースの過圧迫による皮下出血例

レーザー脱毛で発生する合併症のほとんどはヤケドから始まります。
ダイオードレーザー装置は他の脱毛装置と違って冷却装置のついたハンドピースを皮膚に強く押し当てて照射します。 そうすることによってヤケドを防いでいるのですから、 別文 で述べたようにハンドピースが皮膚から離れないように照射するのが基本なのです。
脱毛スタッフは こちら の文末に書いてあるように、押して、拭いて、ジェルをぬって、と呪文のように(心の中で)唱えながら照射しています。
痛がるくらい圧迫しなさいと口が酸っぱくなるほど私はスタッフに言っています。 その結果、このような 私にとっては嬉しいクレームをいただいたこともあります。

最近、圧迫しすぎによるトラブルを実際に経験しましたので御覧いただきます。


この写真は2回目のヒザ下の照射から4日目です。1回目にはできなかった青あざができたと心配して来院されました。
スネの骨の上に発生した内出血で、ハンドピースと骨で皮膚がサンドイッチ状に挟まれたために起きたと推測されます。 このような内出血は軽い打ち身と同じですから1週間くらいで黄色くなり、2~3週間で消えるはずです。
骨の上は弾力性が無く照射口が皮膚から離れてヤケドをつくりやすい場所なので特に圧迫が必要なのですが、 圧迫の結果としてこのようなトラブルが発生したことは、御本人には申し訳ないですが、私にとっては嬉しいことでした。

2001年1月28日
渋谷高橋医院院長

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