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ニードルピアッサーを用いたヘソのピアッシング

ヘソは皮膚が硬くて厚いので通常のピアッサーでピアッシングするのは不可能に近いですし、 できたとしても円板状のキャッチが皮膚に垂直にあたってキズつきやすく、 また軸の長さが足りないので完成することは期待薄です。
従って、希望者はピアススタジオと称する専門店でニードル式に行なうしかありませんでした。 自分自身にピアッシングするのは法的には問題ありませんが、他人に施すのは我国では耳へのピアッシングと同様に違法です。 違法とされていない欧米でも、その手技が複雑なゆえに感染しやすく実際に 2名の死亡事故 もおきているようです。
私はこのようなことを解決する手段として耳タブと同様に簡単に施行できるバーベルピアッサーをつくりました。 このバーベルピアッサーは軟骨や唇など比較的柔らかい部位には威力を発揮するのですが、 皮膚が硬くて厚い人のヘソには貫通させるに相当な力が必要な場合もあり、頭痛の種でした。
また、ファーストピアスの皮膚貫通部はストレートでなければ構造上無理ですので、 ヘソや眉などの平坦な部位は運動の激しい人の場合には、俗に言われている表現を借りると「排除」されてしまうこともあります。
そのためにストレートピアッサーは一部のマニアックなボディ愛好家から厳しい御意見をいただいたこもありました。 それならばと屈曲したバーベルピアッサー(バナナバーベルピアッサー)も約1年前に考案いたしました。
これで「排除」の問題は一段落したのですが、耳タブと同様にヘソピアスも急激に普及し、かつ低年齢化しています。 硬くて厚い皮膚をどうやったら簡単に貫通させることができるかという基本を解決が急がれたわけです。
前置が長くなりましたが、ここまでの説明は以前のホームページをそのまま残してあるので御覧ください。 こちらです。

内蔵部品
いろいろな人から「ニードルのように鋭くとがらせば貫通しやすくなって問題は解決するのではないですか」と提案いただきました。 もっともな意見です。
Aはバーベルピアッサーに内蔵されているストレートバーベルで、ピアッシングが終わったらボールBを取りつけます。
Cはバナナバーベルです。キャッチとなるボールの大きさが5mmですので精一杯尖らせてもこの程度です。
Dはどれくらいまで尖らせるか試しにつくってみたものですが、たしかにニードルのように尖らせることは可能でした。 しかし、当然ながらネジの始りから先端 までの距離であるEが長くなってしまいました。 この試作品だと8mmという巨大なボールでとめることになってしまい実用的ではありません。
そこでおもいついたのがFです。ピアス本体と尖ったニードル部分を別々につくってネジで結合させようという作戦です。 図の矢印部分が結合部です。

ニードルピアスをピアッシングに組み込んだ写真
これはニードルピアスをピアッシングに組み込んだ写真です。
5NB300Tという品番にしました。「T」とあるようにこのピアスはボールも含めて全ての金属部分が純チタン製でできています。
金属アレルギー対策も十分です。

部品の説明
仕組みを説明しましょう。
白いプラスチックの箱Hは耳タブ用のピアッサーでいえばキャッチに相当するものです。 ニードルGがピアッシングによって白い箱Hに突き刺さります。突き刺さった状態で反時計回りに回転すればネジは外れます。 外れた状態がIです。その後にボールKを取りつけてピアッシングは終了となります。

こちらがニードルピアッサーの詳しいピアッシング手順書です。
こちらでは実際のピアッシングの様子を動画でいただけます。

2005年1月15日
文責:渋谷高橋医院院長 高橋知之

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