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  1. 東京 渋谷高橋医院
  2. スキンケア完全マニュアル
  3. フォトリボーンの基礎と臨床
  4. 機械と原理1

本体

フォトリボーン=PhotoRebornというのはSLT-Japan社のヤグレーザー(フレイア=Freyia)を使用しておこなう光美顔術のキャッチフレーズです。 大きな写真で右側のコンパクトなものがフレイアです。
フレイアの後にある大きな機械はフォトリバース=Photo-reverse用のダイレーザー機Vスター(Cynosure)のです。
現在この2台は渋谷高橋医院にあります。
小さな写真の青い機械はフォトフェイシャル=Photofacial用のIPL(Lumenis社)で、スペースの都合で現在は池袋高橋医院に移動しております。
3種類の美顔レーザーを同一施設で使用して効果や副作用を比較するというような試みは私のところがはじめてではないかとおもいます。
その経験をもとに、以下述べさせていただきます。

ハンドピース

(レーザーピーリングで書いたことと重複しますが、重要なので再掲します)


これがスキンケア用のハンドピースで、とても軽くてコンパクトです。


ハンドピースの皮膚接触面ですが、緑の矢印で示したブロックの片隅の黄色い円で囲んだところにレーザー光線がでるファイバーの先端が見えます。
1発だけ照射すると(皮膚接触面の片隅からレーザーがでますので)右のような形状のスポットとなります。
緑の矢印で示したブロックを高速回転させながら照射するというのがアイデアです。ユニークですね。


通常は回転数と照射設定(1秒間に10発)は自動制御になっていますがファイバー先端を高速回転させながら照射するという原理を説明するため、 1分間に3925回転させながら1秒間に1発~1秒間に10発という設定でテストしてみました。


上段中央はそれぞれ1秒間に2発ですが回転のずれで照射された形状が異なります。下段左の1秒間に4発の場合でも同様なずれが見られます。 1秒間に10発照射するとほぼ均一な直径8ミリの円形スポットができあがります。
重要なことなのですが、例えば上段左の1発だけ照射された部分は回転中に必ず重複照射されます。 回転させながら10発照射すれば同一部位に2~3回の重複照射がおこなわれるはずです。
これは「光美顔術」で大ブレークしているフォトフェイシャルでの「Pulse Delay」という考え方に通じるものがあります。
「Pulse Delay」というのは照射の間の「中休み」のようなもので、これがなければフォトフェイシャルはありえないほど重要な仕組みです。
こちらを御覧ください。
レーザーピーリングを執筆していた頃にはこの機械には冷却装置がありませんでした。
それがこの機械の弱点であったのですが、現在のフレイアはVスターと同じような循環式の冷却装置がついています。(ホノスシステムといいます)


上がホノスシステム、下がVスターのシステムです。
冷却能力は同程度ですが皮膚に接触する先端部分の面積に大きな差があります。
(レーザー光線のスポットサイズは同じです)
冷却装置の目的は皮膚表面を冷やすことですから、当然、皮膚に密着している必要があります。
これは脱毛の基本手技と共通することで、 起伏の大きい顔面では面積は最小限であるべきなのです。
とくに鼻の周囲に照射面を密着させることができるかどうかは重要です。
なぜなら、毛穴の開きや黒ずみの改善をこれらの機械に期待する人がたくさんいらっしゃり、そしてその悩みは鼻周辺だからです。
私はフォトフェイシャルやフォトリバースをたくさん経験していますが、現実にこの悩みは(販社のいうようには)あまり改善されないように感じております。
こちらに書いたようにフォトフェイシャルのハンドピースの照射口も8㎜×34㎜という広いものですから、

御覧のように鼻周囲は苦手なのです。

改善が見られない理由は適切なエネルギーが皮膚に伝わらないからであり、 そのために出力を上げようとすると冷却装置が皮膚に接触していないために火傷(ヤケド)してしまうため、 結局、火傷(ヤケド)しない範囲内では改善がみられないということになってしまうのです。

左がVスター、右がフレイアです。
同じ性能の冷却装置でありながらフレイアでは皮膚に密着していることが一目瞭然です。
その結果として毛穴の開きや黒ずみの改善が多いに期待できるというものです。
私(Dr高橋)は中年男性ですから、つい最近まで「美顔」など全く興味がありませんでした。
関連の千葉しまだ医院の嶋田先生は女医なので、JPSとして光美顔に取り組みはじめた当初よりボランティアとして参加してくださっています。
以下は、その嶋田先生の感想です。
--- 私(Dr嶋田)はフォトフェイシャル5回、フォトリバースを3回受けています。
(これだけ受けている人はいないのでは・・・) その後フォトリボーンを受けたわけです。
鼻の毛穴の黒ずみがとれて、押すと皮脂が容易に排出されてほんとにすっきりしました。
フォトフェイシャルでもフォトリバースでも毛穴はしまって皮脂が出なかったです。
頬はフォトリバースでは もちもち となりますが、フォトリボーンでは すべすべ になりました。---

文責者:渋谷高橋医院・元院長 高橋知之 (E-mail: Tomoyuki@Takahashi.MD)
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