ビタミンCとは
ビタミンCとは、1928年に単離され、
1932年に壊血病に効果があることが発見された物質で、
アスコルビン酸のうち特にL型の光学異性体の方を指す物質で、
水に溶けるビタミンであり、生体の活動においてさまざまな局面で重要な役割を果たしている物質です。
人間は、ビタミンCを生体内で合成できないため、
その必要量をすべて食事などによって外部から摂取する必要があるため、
ビタミン類として扱われています。
ビタミンCの働き
ビタミンCが体によいことは誰もが知っている周知の事実です。では具体的にどういう効果があるのでしょうか。
- 1) アミノ酸の生合成に関与する
- 2) 副腎皮質ホルモンの分泌を助ける
- 3) 結合組織でコラーゲンを生成する
- 4) メラニン細胞からのメラニン生成を抑制し、還元漂白作用を示す
- 5) 好中球(白血球の一種)の出すハイドロキシラジカルを軽減する
このうち、肌のケアに特に関連するのは3)、4)、5)です。
つまり、ビタミンCは肌の張りを保ち、シミを予防します。
また、ニキビなどの大きな原因の一つである、アクネ菌(P.acnes)の出すポルフィリンによる活性酸素を取り除き、
ニキビ治療には欠かせない存在となっております。
ビタミンC誘導体ローション
それでは、市販のビタミンCが入ったローションを皮膚に塗っていれば、肌を若く保ち、シミやニキビの予防ができるのでしょうか?
残念ながら、答えはNoです。
ビタミンCは水に溶ける水溶性ビタミンで、そのままでは皮膚の角質層のバリア機能により吸収されず弾かれてしまい、上手く皮膚に滲透しません。
また、市販のビタミンCローションの多くは濃度が2%前後と低く、ほとんど効果を期待することはできません。
そこで、登場したのがビタミンC誘導体ローションです。
ビタミンC誘導体とは、リン酸アスコルビン酸ナトリウムやリン酸アスコルビン酸マグネシウムといって、
上手く皮膚に吸収されるように開発されたビタミンCです。
高濃度ビタミンC誘導体ローション(21エッセンス)
一般に、皮膚に塗布する外用剤は、
- 1) 成分の効果が十分発揮される
- 2) 使用感が良い
- 3) 肌に刺激を与えるものを取り除き、必要最低限の物質で構成される
- 4) 製品が安定しており、有効期限が長い
というのが満たされなければなりません。
2)を追求していくといろいろな化学物質を混入することになり 3)とのジレンマに突き当たります。
また、4)を満たす為に多くの化粧品ではアルコール(エタノール)を含有していますが、毎日エタノールを皮膚に塗布すると慢性的な刺激になり、
かえって皮膚の調子が悪くなります。
そこで、最初に開発されたのが21エッセンス(21%ビタミンC誘導体ローション)です。 皮膚に吸収されやすいビタミンC誘導体(APS,APM)を21%という高濃度で配合し、アルコールをはじめ余分な成分を完全に排除したローションです。
APSは、細胞内に入り込む時に外れますので、リン酸基が外れるまでに、
1~24時間ほどかかり、ピュアビタミンCとなり効果が出てきます。
一方でAPMのマグネシウムは複雑に結びついており、24時間以降に外されると言う見ことがわかっています。
本製品では「時間差美白」と言う相乗効果も大きな特徴のひとつです。
ビタミンC誘導体の皮膚への効能は医学的に証明されており、安全かつ効果が高い物質として、1999年に日本皮膚科学会総会で発表されて以来、
現在でも日々のスキンケアに欠かせないものとして皮膚科医の間で使用されております。
シミやニキビの予防、治療には欠かせない外用剤の一つだと考えます。
ビタミンCイオン導入
ビタミンCイオン導入とは、高濃度ビタミンC誘導体ローションをもちいて、微弱な電流を流し、皮膚に高濃度ビタミンC誘導体をしみこませる治療方法です。 ケミカルピーリングやP-フェイシャル、P-リボーンを行なった直後は、角質が適度にピーリングされ、肌は薬剤を吸収しやすい状態になっています。 そこで、フェイシャル施術直後にイオン導入を行なうと、効果がより高まることになります。
21エッセンスから21エッセンスαへ
コスメタッチという家庭用美顔機の登場は既存の化粧品の概念をくつがえす程の、革命をもたらす物でした。
今までは皮膚のバリアにブロックされて思うように吸収し得なかった高分子の有効成分もコスメタッチとの併用で真皮までの吸収が行なえるようになったのです。
そこで、21エッセンスαには、しわとり成分「アルジルリン」を配合することにより、シミ・ソバカスのみならず小じわにも対応できるようになったのです。
αとは「アルジルリン」という成分の頭文字をとった物です。 アルジルリン(アセチルヘキサペプチド-3)はアルギニン、メチオニン、アセチルグルタミン酸からなる合成ヘキサペプチドで、 一時期「塗るボトックス」などと呼ばれてはやりました。 実験では筋肉を収縮させる神経伝達物質「カテコールアミン」の放出を約40%抑制するというデータもあるくらいなのですが、 皮膚への吸収が悪いためすぐにブームは下火になりました。 しかしコスメタッチとの組み合わせで皮膚への吸収が良くなるため、効果は格段に期待できます。





















